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名門 高松商 復活 プレーバック 秋 日本一の軌跡

逆転劇呼んだ つなぐ野球
 第46回明治神宮野球大会高校の部を県勢初制覇した高松商。秋の日本一までの軌跡をたどる。

 県大会は夏4強入りした主力の大半が残り、優勝候補として臨んだ。順当に勝ち上がったが、終盤は打線が低調。四国大会の出場権を懸けた準決勝の英明戦は1―0で競り勝ったが、決勝は延長戦の末に小豆島に1―2で敗戦。エース右腕の浦を中心に5試合でチーム防御率0・61、失策2と投手を中心とした守備力で四国切符をつかんだ。

 一方、四国大会は浦が本来の制球と切れを欠く中、打線が不振の原因だった大振りを修正。ボール球を見極めた上でコンパクトにはじき返す本来の打撃を取り戻し「つなぐ野球」で躍進。持ち味の機動力と長打力も効果的に絡めて1試合平均6・75点をマークし、26年ぶりの栄冠に輝いた。

 ハイライトは愛媛1位の今治西との準々決勝。2点を追う八回2死満塁から4番植田響の満塁本塁打で逆転勝ちした。安打と連続四球でつくった好機に主砲が応える一発で勝ちを拾うと波に乗った。事実上の20年ぶりの甲子園切符を懸けた準決勝は1番安西が走者一掃の逆転三塁打など5打点を上げる活躍で勝ち上がり、決勝は5番美濃が試合の大勢を決める3ランを放つなど日替わりでヒーローが生まれた。

 全10地区の優勝校が出場した明治神宮大会は準々決勝から登場し、札幌第一(北海道)に快勝して37年ぶり2度目の挑戦で大会初勝利。今春の選抜大会を制した決勝の敦賀気比戦(北信越)まで3試合すべてで2桁安打を放ち、計22得点した。

 大会は、初戦後に体調不良となった浦に代わり、準決勝は右腕多田が急きょ先発。昨夏に全国制覇した大阪桐蔭(近畿)相手に中盤まで緩い球を巧みに使って試合をつくり、終盤の相手の追い上げは公式戦初登板の美濃がかわし、総合力で決勝の舞台をつかんだ。

 決勝は多田から浦の継投で失点を抑え、終盤に打線が敦賀気比のエース右腕を攻略。0―3の八回に主将米麦の同点打で追いつくと一気に2点を勝ち越し。八、九回だけで9安打8得点。終盤の鮮やかな逆転劇で、公立勢16年ぶりの神宮制覇を成し遂げた。

明治神宮野球大会を初制覇し、満面の笑みを浮かべる高松商ナイン=神宮球場

明治神宮野球大会を初制覇し、満面の笑みを浮かべる高松商ナイン=神宮球場

明治神宮大会優勝メンバー

明治神宮大会優勝メンバー(クリックで拡大します)

高松商 国体の戦績

高松商 国体の戦績(クリックで拡大します)

高松商 明治神宮大会の戦績

高松商 明治神宮大会の戦績(クリックで拡大します)

高松商 選抜高校野球大会の戦績

高松商 選抜高校野球大会の戦績(クリックで拡大します)

高松商 全国高校野球選手権大会の戦績

高松商 全国高校野球選手権大会の戦績(クリックで拡大します)

高松商 県大会の個人成績

高松商 県大会の個人成績(クリックで拡大します)

高松商 四国大会の個人成績

高松商 四国大会の個人成績(クリックで拡大します)

高松商 明治神宮大会の個人成績

高松商 明治神宮大会の個人成績(クリックで拡大します)

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