秋季四国地区高校野球大会は22日から延べ4日間、徳島県の鳴門オロナミンC球場などで開かれる。大会は来春の選抜大会の重要な選考資料となり、県代表の高松商、寒川、観音寺中央をはじめ、徳島県代表が鳴門、川島、鳴門工、高知県代表が明徳義塾、高知商、高知、愛媛県代表が小松、今治西、宇和島東(各県1〜3位代表の順)の計12校が出場する。いずれも厳しい各県大会を勝ち抜いた精鋭ぞろいで、甲子園切符をめぐり、好勝負が展開されそうだ。組み合わせ抽選会は18日。大会を前に各校の戦力を紹介する。
小松(愛媛県1位)
小松(愛媛1位)【初出場】豊富な経験、攻守に安定
勝ち上がるごとに攻守で成長。安定した戦いぶりで初の頂点に輝き、四国大会に挑む。
躍進の原動力は、県大会4試合を1人で投げ抜いたエース中野。制球力を武器に小気味よく直球やスライダーを低めに集め、防御率は1・66。捕手高橋の好リードも相まって凡打の山を築いた。守備も堅く、内野陣の軽快な動きが見られれば、小松ペースと言える。
攻撃では、県大会6打点の宇都宮の勝負強さが光る。打率は4割7分4厘で、3試合で決勝打を放ち優勝の立役者となった。続く中軸の能智、脇水も長打力がある。チーム打率は3割2分。下位も高橋、杉村は選球眼が良くつなぎ役となり、村上、尾野らの上位打線で好機をものにする。
メンバーの多くが今夏も主力として出場。豊富な経験に加え、勝つごとに深めた自信が最大の強みとなっている。初の四国の舞台でも、普段通りプレーできるかが上位進出の鍵となる。