第91回全国高校野球選手権香川大会(11―25日)の開幕を前に9日、会場となる高松市生島町のサーパススタジアムで開会式のリハーサルがあった。進行役を任された高校生らは真剣な表情で行進練習などを繰り返し、本番に備えた。
プラカード担当の各校の女子マネジャーや女子生徒ら約100人が参加。県高野連の役員から概要説明を受けた後、早速、先導役の末包恭介君(高松商)を先頭に行進練習した。
総合司会を務める丸山裕理さん(高松西)をはじめ、学校紹介のアナウンスをする山田有紗さん(三本松)、川田奈々さん(高松商)、中山恵さん(善一)もそれぞれマイクチェック。さわやかな声を会場に響かせた。
大会は11日午前9時半からの開会式の後、高松桜井―高松中央(同10時50分開始)で熱戦の火ぶたを切る。
先導役に意欲的
入場行進の先導役を務める末包君(高松商3年)は「香川で一人しかできない仕事。ベンチに入れなかった選手の代表として精いっぱい頑張りたい」。
高松商では昨夏の新チーム結成時から学生コーチ。「本当は選手としてグラウンドに立ちたかった」と本音をのぞかせながらも、「学生コーチを恥ずかしいと思ったことは一度もない」。率先して練習の手伝いや道具の整理整とんを続け、ナインの信頼を集めてきた。
先導役に決まった時は「おいしいと思った」という元来の目立ちたがり屋。リハーサルでも堂々の行進を見せ、「後ろには女子マネジャーもいる。本番は間隔に気をつけながら歩きたい」と意欲的だった。
総合司会楽しみ
開会式の総合司会を務める丸山さん(高松西2年)は「選手のみなさんが気持ち良く行進できるように頑張りたい」と、本番を楽しみにしていた。
昨秋の県高校放送コンテスト新人大会のアナウンス部門を制し、大役を任せられた。野球のWBCをテレビで見てはまった、と言う丸山さんは「すごくうれしい。感謝している」とやる気も増して、両親に聞いてもらうなど練習に励んできたという。
夏の思い出に
入場行進の学校紹介アナウンスに挑む山田さん(三本松)、川田さん(高松商)ら3人はいずれも野球部マネジャーの3年生。3人は「最後の夏の思い出にしたい」「昨年の先輩の姿がかっこよかった」などの理由から立候補し、抽選で選ばれた。
リハーサルでは大粒の汗を流しながらも元気よく、チームの特色などをアピール。中山さん(善一)は「緊張しているけどうれしかった。またうまくいくよう練習したい」と本番に向け気を引き締めた。 |