奈良代表の智弁学園との対戦が決まった尽誠ナインは6日、高槻市の萩谷運動公園野球場で午後3時から2時間、打撃中心のメニューに汗を流した。4日に甲子園入りして以後、初の本格的な打撃練習だったが、ナインは「相手は打撃のチーム。こちらも点を取る」と気合の乗ったスイングで快音を響かせた。
練習はキャッチボールなどで体をほぐした後、3カ所でフリー打撃を実施。智弁学園の投手陣は右3枚とあって、2カ所で右投手が中心となって直球を主体に投げ込み、もう1カ所ではピッチングマシンを変化球に設定。ベンチ入り18選手が3班に分かれて順番に振り込んだ。
1番山下は内外角の球を左右に打ち分け、4番高尾は両翼98メートルの球場で柵越え2本を放つなど、ともに絶好調ぶりをアピール。高尾は「相手投手はコースを丁寧に突いてくる。それを意識し、臭い球をカットし、甘い球をフルスインすることができた」と満足げな表情を見せた。このほか、藤井や杉山らも芯(しん)でボールをとらえ、控えながら長打力のある白川も大飛球を連発していた。
エース藤井はブルペンでフォームを確認しながら約30球を投げた。その後、打撃投手としてマウンドに上がり、直球だけ約80球を7割程度の力で投げ込んだ。
下山監督は「久しぶりの打撃練習だったが、思っていた以上にいい当たりを飛ばしていた」と納得顔。最後はナイン全員で球場周辺のゴミ拾いを行い、戦いに向けて気持ちを落ち着かせていた。 |