国の出先機関のトップらを集めた幹部行政官セミナーが20日、高松市の高松サンポート合同庁舎南館で開かれた。瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんが講演を行い、「島の人たちがここで生きて良かったと思う“感幸”を目指している」と語った。

 セミナーは、行政の在り方などについて意識を高めてもらおうと、人事院四国事務局が開催。四国行政評価支局長や高松法務局長、高松入国管理局長ら約20人が出席し、講演は「美術・文化による地域づくり」をテーマに行われた。

 北川さんは「瀬戸芸は世界一広い規模で、100万人もの人が訪れる世界的にも珍しい芸術祭となった」と説明。男木島での小中学校再開や国立ハンセン病療養所・大島青松園の入所者との交流など、島の風景の移り変わりも紹介した。

 出展作品については「アーティストが土地の素晴らしさを発見し、伝える仕掛けが増えてきた」とし、土地の力を住民の誇りにつなげる活動を推し進めたいと伝えた。