地域の課題解決に向けた自治体や企業の先進事業を表彰する「第5回プラチナ大賞」(プラチナ構想ネットワークなど主催)の最終審査が26日、東京都内であり、県が応募した「瀬戸内国際芸術祭の開催による地域活性化」が大賞に次ぐ優秀賞に選ばれた。県は第1回の2013年から3年連続で受賞しており、今回で4度目の入賞となった。

 同賞では、少子・高齢化やエネルギー問題といった現代の諸課題の解決を目指す社会を「プラチナ社会」とし、新産業の創出やアイデアあふれる方策で課題解決に取り組む事業をたたえている。今回は全国から43件の応募があった。

 この日は、1次審査を通過した10団体がプレゼンテーションを行い、県は同芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんが登壇。映像を用い、アートを通して瀬戸内の島々に元気を取り戻す取り組みを紹介した。

 表彰式では、同ネットワークの小宮山宏会長(三菱総合研究所理事長)らが受賞団体の代表者に表彰状などを手渡した。県文化芸術局の窪保彦局長は「関係者全員で受賞を喜び合いたい。瀬戸芸は地域活性化のためにやっているが、まだ道半ば。引き続き努力していきたい」と述べた。

 審査委員長の吉川弘之元東京大学長は、同芸術祭について「芸術が地方創生につながることを示した。同様の取り組みは全国的に広がるのでは」と評価した。

 大賞・総務大臣賞は新潟県見附市の「コンパクトシティの形成~健やかで幸せに暮らせるまちづくり~」、大賞・経済産業大臣賞は伊藤園の茶産地の育成を支援する「茶産地育成事業(新産地事業)~遊休農地を茶の産地に~」が輝いた。

(東京支社)