2019年に開催される「第4回瀬戸内国際芸術祭」が、香川、岡山両県の12の島などを会場に春・夏・秋の3期制で開かれることが18日、決まった。期間は19年4月~11月の計107日間で、春会期は従来より1カ月程度遅い4月26日に開幕する。

 同日、高松市内で開いた芸術祭実行委員会(会長・浜田知事)の総会で、会期や会場などを盛り込んだ基本計画を決定した。

 会場は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島の県内11島と岡山市沖の犬島、高松港と宇野港周辺。会期は春が4月26日~5月26日の31日間、夏が7月19日~8月25日の38日間、秋が9月28日~11月4日の38日間。夏会期は前回より11日間短く、秋会期は8日間長くなる。3会期合計で107日間と、前回より1日短くなった。

 中西讃の5島は前回と同様、沙弥島が春、本島、高見島、粟島、伊吹島は秋に開催する。他の7島と2港は全会期を通じて会場になる。

 基本計画では、第4回の重点的な取り組みとして、地域産業や伝統行事に焦点を当てるほか、島の住民同士や海外との交流を深める。また、前回実施した「瀬戸内『食』のフラム塾」の成果を踏まえ、食だけではなく芸術祭でのアーティストのサポートや地域活性化を担う人材育成を目的とした「新・瀬戸内フラム塾」を今秋から開催する。

 実行委は来年3月までに、各島の取り組みを具体化した実施計画をまとめる方針。

 芸術祭は3年に1度開催。昨年3~11月に開催した前回は206作品を公開し、国内外から延べ約104万人が訪れた。