世界各地で作品を発表している日系ブラジル人画家・大岩オスカールさん(51)=米ニューヨーク在住=が、土庄町のホテル最上階の廊下に幅約45メートルの壁画「島道」を制作した。

 干潮時にだけ砂州が現れる観光名所「エンジェルロード」のそばに立つ小豆島国際ホテルが客室改装の一環で依頼。2月末から1週間ほどで完成した。

 テーマは「瀬戸内海の美しさ」。エンジェルロードを構成する四つの島や周囲を行き交う船などをモチーフに、陸から海へつながっていく物語を表現した。

 真っ白く塗り直された廊下の壁と天井に、下描きをせず黒いペンを使って描いた。2013年と16年の瀬戸内国際芸術祭に出品したドーム型の作品「大岩島2」を思わせる手法で、大岩さんは「絵の中を散歩してほしい」と話した。