国内外で演奏活動を展開している和太鼓集団「鬼太鼓座(おんでこざ)」が27日、観音寺市沖の伊吹島を訪れ、伊吹小・中学校の児童生徒と一緒にワークショップを行った。子どもたちは勇壮で迫力ある音を体感しながら、伝統芸能の魅力に触れた。

 鬼太鼓座は静岡県を拠点に活動している。この日は「瀬戸内国際芸術祭2016」秋会期の公式イベントの伊吹島公演を前に、地元の子どもと交流を深め、音楽に関心を持ってもらおうと指導などを行った。

 ワークショップは旧伊吹小学校音楽室であり、最初に鬼太鼓座のメンバー4人が登場し、鍛え上げた肉体で紡ぎ出すエネルギッシュな和太鼓の響きを披露。布団たたきで演奏する妙技を見せるなど、会場に詰め掛けた島民らを笑いで盛り上げる場面も見られた。

 子どもたちは、高音が出る締太鼓の縄の締め方や、バチさばきのリズムの取り方などを教わった後、鬼太鼓座と共に力強い連打で和太鼓を打ち鳴らした。伊吹中3年の大川祐佳さん(14)は「リズムの取り方などが難しかったけれど、最後はうまくたたけるようになった。鬼太鼓座の太鼓は、息がぴったりで感動した」と喜んでいた。

 鬼太鼓座は29日午後2時から、伊吹島の伊吹八幡神社境内で「音導~迷路島からの波動標~」と題した公演を行う。