現在開催中の「瀬戸内国際芸術祭2016」秋会期視察のため、三笠宮寛仁親王妃の信子さまが21日来県された。宮内庁の公式行事としての信子さまの来県は1994年に国立療養所大島青松園(高松市)を訪れて以来22年ぶり。23日までの間、同芸術祭の作品が展示されている瀬戸内の島々などを巡られる。

 信子さまはこの日午後、空路で香川入りし、浜田知事らの出迎えを受けた。同2時半ごろには高松市サンポートのリン・シュンロンさん(台湾)の作品「国境を越えて・海」を訪れ、同芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんらの説明に熱心に耳を傾けられた。

 今年で3回目の同芸術祭を皇室関係者が視察するのは初めて。北川さんは「美術がもともとお好きなようで、すごく楽しみにされていた様子だった。本当にありがたい」と話した。

 信子さまはその後、県有船で土庄港に渡り、チェ・ジョンファさん(韓国)の作品「太陽の贈り物」をご覧になった。作品には小学生のメッセージが刻まれ、港のシンボルになっていることなどの解説を興味深そうに聞かれていた。土庄町の大部地区や小豆島町の中山地区も巡り、作品を鑑賞された。

 22日は直島と大島を視察、大島では大島青松園の入所者との交流も予定されている。