8日開幕した「瀬戸内国際芸術祭2016」秋会期で、県は17日、開幕から15日までの8日間の延べ来場者数が10万4945人に上り、3年前の前回同時期と比べて2万9200人(38・6%)増加したと発表した。開幕が3連休と重なった上、比較的天候にも恵まれたことから、順調なスタートとなった。

 秋会期では、春、夏会期の会場(沙弥島を除く)に本島、高見島、粟島、伊吹島の中西讃の4島が加わり、今回の芸術祭に参加する226組の作品・イベントが出そろった。

 8日間の会場別来場者数をみると、トップは直島の2万5697人。豊島の1万5424人、小豆島の1万4790人が続いた。中西讃4島は、本島5609人、高見島5371人、粟島5317人、伊吹島4263人となった。

 開幕からの3連休(8~10日)で約5万5千人が来場しており、同芸術祭実行委は「夏会期が酷暑で来場を控えた人が相当数いたとみられ、秋会期を待ちわびていた人が多いようだ」と分析している。

 浜田知事は同日の定例会見で出足好調な状況を報告した上で「秋会期は島巡りに最適。芸術祭最後の会期であり、瀬戸内の秋の魅力を十分満喫してほしい」とアピールした。

 同芸術祭の来場者数は前回同様、各会場の基準施設を訪れた人数の合計で算出している。