瀬戸内国際芸術祭実行委(会長・浜田知事)は、同芸術祭の秋会期に合わせ、17~21日の日程で「瀬戸内アジアフォーラム」を初めて開く。中国や香港、台湾などから美術関係者や行政の担当者ら約40人が訪れ、作品の視察や専門家らとの意見交換を通じて芸術を生かした地域づくりのヒントを探る。18日には高松市サンポートのかがわ国際会議場で、一般向けのシンポジウムも開く。

 今回の瀬戸芸はアジア出身の作家の作品を拡充したほか、高松港でアジア村を開くなどアジアがテーマの一つ。同実行委は、アジアの各国に瀬戸芸のノウハウを参考にしてもらおうと企画した。

 参加者は17日から女木島、男木島、豊島、小豆島の展示場を視察。同芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんや国外アーティストら第一線で活躍する人たちとの意見交換にも臨む。瀬戸芸の運営に携わる地域住民らとも交流する。

 18日のシンポジウムでは、国立新美術館の青木保館長や北川さん、芥川賞受賞作家の池沢夏樹さんらが芸術や文学などをテーマに基調講演をする。アジア各国の芸術に関する取り組み報告もある。

 時間は午前9時30分から午後5時まで。無料。定員200人(先着順)。希望者は事前に電話で申し込む。問い合わせは同祭総合インフォメーション〈087(813)2244〉。