「瀬戸内国際芸術祭2016」秋会期(10月8日~11月6日)の開幕を控え、三豊市仁尾町の仁尾中学校の生徒が26日に同校近くのマリーナで、前回の瀬戸芸に続いて出展される海底探査船美術館「一昨日(おととい)丸(まる)」の“お色直し”を手伝った。

 一昨日丸は、アーティストの日比野克彦さんが3年前の瀬戸芸で粟島会場に出展。ナウマン象の牙をはじめ瀬戸内海の海底から引き揚げた遺物を展示する「美術館船」として、人気を集めた。船体の色落ちが目立つようになったため、再塗装することにした。

 仁尾中の2年生有志8人はこの日、はけやローラーを手にして、日比野さんと一緒に船底に赤色の塗料を塗っていった。一昨日丸に乗った経験があるという八代愛梨さん(14)は「お世話になったので、恩返しの気持ちで参加した。きれいになってうれしい」と話していた。

 一昨日丸は船底以外も再塗装を施し、会期中は運航イベントが開かれる。