「瀬戸内国際芸術祭2016」夏会期のパフォーマンスイベント「APAMS」に出演する中国雑技俳優・張海輪(チョウカイリン)さん(36)による中国雑技のパフォーマンスが26日、観音寺市豊浜町の一の宮公園などであった。中学生や保育園児ら大勢の観衆が見守る中、張さんは椅子やつぼを使った妙技を披露し、喝采を浴びた。

 パフォーマンスは、芸術祭市実行委などが瀬戸芸秋会期への機運を盛り上げようと企画。市役所(27日)や伊吹島(28日)でも繰り広げられる。

 バランス芸を得意とする張さんは、6歳から中国雑技を始め、世界各地の公演に参加。10年ほど前、日本の飲料メーカーのCMで中国雑技を披露し、話題を集めた。現在は拠点を東京に移し、日中友好イベントや学校での公演活動に力を入れている。

 この日はつぼを頭で支える技のほか、積み上げた椅子の上で倒立する圧巻のパフォーマンスを披露。海風のため、普段より1・5メートルほど高さを抑えたものの、6・5メートルの空中で繰り広げられた大技を観衆は固唾(かたず)をのみながら見守った。

 張さんは29日まで伊吹島に滞在し、子どもを対象にしたふれあい行事に参加するほか、島民と交流イベントを予定。29、30日には、高松市サンポートでアジアのパフォーマーが結集する「APAMS」に出演する。