「瀬戸内国際芸術祭2016」に出品するためアジアの美術関係者が訪れている小豆島町福田地区で22日夕、「Fukuda mini UNDOUKAI」と銘打った運動会が開かれた。地元の住民とインドネシア、台湾、香港の人たち総勢約60人が参加。世代や国籍を超えて一緒に汗を流し、歓声を響かせた。

 同地区では2013年の芸術祭に合わせ、旧福田小学校を活用したアジアの美術団体の連携拠点「福武ハウス」がオープン。今回の芸術祭でも夏会期から新作が披露されている。

 地区の運動会が6年前を最後に開かれていないことから、小規模ながら運動会を“復活”させ、海外の作家やスタッフと触れ合う機会にもなればと、福田子ども会や福武ハウスを運営する福武財団などが企画。子ども、保護者、お年寄り、外国人が数人ずつ交じった四つのチームをつくり、玉入れ、パン食い競争、リレー、フォークダンスの4種目で争った。

 会場の旧福田小運動場には万国旗が掲げられ、アナウンスは日本語と英語で行われた。にぎやかな雰囲気の中、珍プレーには笑いが起きたほか、好成績を収めると「グッジョブ!」と声を掛け合い、ハイタッチで喜びを分かち合った。最後は参加者全員で一つの大きな円になり、フォークダンスの「ジェンカ」を笑顔で踊って締めくくった。