瀬戸内国際芸術祭実行委事務局は19日、同芸術祭2016春会期の来場者数が25万4284人だったと発表した。1日当たりの来場者数は8768・4人で、前回同期比1・1倍。豊島や高松港周辺の来場者が増えた。同事務局は「芸術祭の知名度が上がり、今回は開幕当初から出足が順調だった」としている。

 2016春会期は3月20日~4月17日の29日間で、3年前の春会期(来場者26万3014人)より4日短かった。

 会場別の内訳は、直島が6万1097人で最多。沙弥島の5万8766人、小豆島の3万5120人などが続いた。前回より会期が短かったにもかかわらず、前回を大きく上回ったのは豊島の2万9501人(40・3%増)と高松港周辺の2万1166人(100%増)。豊島は「豊島美術館」、高松港はリン・シュンロン(台湾)氏の「国境を越えて・海」がそれぞれけん引役となった。

 春会期の閉幕を受け、浜田恵造香川県知事は「瀬戸内海の島でしか鑑賞できない素晴らしいアート作品の数々と、島々の自然、文化を体感する独特のスタイルが国内外の多くの人に共感してもらえた。夏はさらに内容を充実させたい」とコメントした。