直島町の直島ダム公園内に「瀬戸内国際芸術祭2016」の作品の一つで、世界的な建築家の安藤忠雄さんが監修した桜並木の広場「桜の迷宮」が完成した。9日に記念式典があり、安藤さんや地域の子どもたちが島の春を彩る新たなスポットの誕生を祝った。

 安藤さんが呼び掛け人を務める「瀬戸内オリーブ基金」の15周年記念事業も兼ねており、整備には同基金の助成を活用した。昨年3月ごろ、周囲にソメイヨシノがある園内の広場に、オオシマザクラの苗木(高さ約5メートル)約130本を格子状に植樹。根元部分にはシバザクラを植え、遊歩道の整備なども進めてきた。

 記念式典には安藤さんのほか、浜中町長やオリーブ基金の関係者らが出席。直島小や豊島小の児童が完成を記念し、新たに3本のオオシマザクラの苗木を植樹した。

 出席者は、白い花を付け始めたオオシマザクラをめでながら広場内を散策したり、シートを広げて花見を楽しんだりした。

 町によると、4~5年後には枝ぶりが広がり、桜の迷宮の雰囲気を楽しめるという。