開幕まであとわずかとなった「瀬戸内国際芸術祭2016」を楽しむための公式ガイドブックの販売が、12日までに一部の主要書店で始まった。会場となる12の島々と高松、宇野港の展示作品やイベント、今回の重点テーマなどを分かりやすく紹介している。

 注目作品やプロジェクトを40ページにわたって特集。島ごとの会場ガイドも設け、参加作品についての最新情報を掲載した。

 特集は「アーティストに聞く、新作の見どころ」「地域・食・アート」「瀬戸内とアジアを結ぶ」―などの5編で構成。高松市出身の依田洋一朗さんをはじめ、スプツニ子さん、クリスチャン・ボルタンスキーさんら参加アーティストのインタビューに加え、食にまつわる取り組みやアジアとの交流にスポットを当てたプロジェクトなど、今回の芸術祭の重点テーマを掘り下げるコーナーを盛り込んだ。

 参加イベント、地域の祭りなどを網羅したカレンダーや会場アクセス、飲食店ガイドなど島々を回るための情報も充実している。

 前回芸術祭では春版と夏・秋版を発行したが、今回はこの1冊だけを予定している。

 A5判304ページ、オールカラー。1400円。全国の書店のほか、ベネッセハウスミュージアム(直島町)、豊島美術館(土庄町)、芸術祭開幕日の20日に開くインフォメーションセンター(高松、直島、宇野)、各島の案内所などで取り扱う。