瀬戸内国際芸術祭2016年の3月の開幕を前に、同実行委員会(会長・浜田恵造香川県知事)は13日夜、大阪市内で報道・旅行代理店関係者らを対象にした企画発表会を開いた。総合ディレクターの北川フラムさんらが3回目を迎えた今回の芸術祭の主旨や概要を紹介するとともに、作品の制作状況を報告した。

 発表会は関西圏でのPRを図るのが目的で、約450人の関係者が出席した。実行委からは知事、総合プロデューサーの福武総一郎さんのほか、建築家の安藤忠雄さんや竹腰耕平さん、椿昇さんらの参加作家も出席。知事は「アートを道しるべにして瀬戸内の港や島々を巡りながら、文化やアーティストとの触れ合いを体感してほしい」とアピールした。

 直島で新たに「直島桜の森プロジェクト(仮)」を手掛ける安藤さんは「芸術と一般の人たちとの垣根をなくすことが目的。ここでしかできない作品、ここに行かなければ見られない作品ばかり」と来場を呼び掛けた。

 北川さんは展示作品やイベントに加えて、「海でつながるアジア・世界との交流」「瀬戸内の食を味わう食プロジェクト」など、今回の芸術祭で特に力を入れて展開するプロジェクトについて、映像を交えながら説明した。