県議会は16日、2016年開催の第3回瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏を招き、意見交換会を開いた。北川氏は第3回芸術祭のテーマとして、郷土の食文化の情報発信などを提示。議員からは来場者の宿泊施設や交通面などについて意見が出た。

 北川氏は「芸術は世界との競争だが、郷土食は地元がナンバーワン」と述べ、食文化をPRして瀬戸内地域へのリピーターを増やしたいと強調。「郷土食を提供する仕組みを地域ごとにつくる」と話し、住民対象のセミナーを開く方針を示した。

 また、外国人観光客の誘致を国全体で進めている状況に関しては、「芸術祭をさらに国際的にアピールしないといけない」と話した。

 出席議員からは、「海上交通を改善してほしい」「芸術祭と東京五輪を関連づけてはどうか」などの要望が出た。「来場者の宿泊施設が不足している」との指摘もあり、北川氏は「規制緩和された民泊制度を活用しながら、既存施設の整備も進めたい」と答えた。