東日本大震災の発生に伴い、県内メーカーもサプライチェーン(部品の調達・供給網)寸断の影響を受けたほか、スーパーなどの小売業者は商品調達に苦慮。自粛ムードの広がりで観光地やホテルでは予約キャンセルが相次いだ。
震災による物流の乱れは県内経済にも大きな影響を与えた。スーパーでは飲料水などが品切れに=高松市内
国内流通最大手のイオンは11月25日、地場スーパー大手のマルナカと山陽マルナカを子会社化。買収額は計約450億円。マルナカの店名は継続。12月からマルナカの店舗でイオンのプライベートブランド商品の販売が始まった。
新経営体制を発表し、イオン出身の藤本会長(左)らと握手を交わすマルナカの中山社長(中央)=高松市内
7月、放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた疑いのある牛の肉が、県内のスーパーなどに流通していたことが相次いで判明。県などは持ち込まれた牛肉の検査に追われ、牛肉の消費が一時減少する騒ぎとなった。
放射性セシウムに汚染された疑いのある牛肉の回収を呼び掛ける文書を掲示したスーパーの精肉売り場=高松市内
夏の甲子園にも出場した英明高の本格派左腕、松本竜也投手が今秋のプロ野球ドラフト会議で巨人から1位指名を受けた。11月の入団発表ではファンを前に「開幕1軍を目指す」と抱負。県内高校生の1位指名は24年ぶり。
巨人の入団発表で原監督とともに背番号41のユニホームを着用して記念撮影に臨む英明高の松本投手(中央手前)=11月23日、東京ドーム
福島第1原発事故を受け、四国電力では伊方原発3号機が定期検査入り後に再稼働できず、9月4日には1号機も定検で停止。夏場の電力不足の不安から、企業や家庭で節電意識が高まり、家電量販店では扇風機などが飛ぶように売れた。
2012年1月に3基の原子炉の全停止が確実となった伊方原発=愛媛県伊方町
中国の格安航空会社・春秋航空が運航する高松―上海間の定期チャーター便が7月15日に就航。ソウル線に続く国際線が誕生した。当初は3月下旬に週4往復で就航予定だったが、震災の影響で約4カ月遅れ、週2往復でのスタートとなった。
上海に向けて飛び立つ春秋航空の初便=高松空港
高速道路料金の休日上限千円制度が6月19日で終了した。瀬戸大橋の週末の利用台数は2割以上減少し、県内の観光地や有名うどん店では県外からの客足が遠のいた。苦戦を強いられてきたフェリーや鉄道は利用客数に回復の兆しが見られた。
「千円高速」の終了で通行台数が減少した高松自動車道=丸亀市飯山町
9月上旬に台風12号、同月中旬には15号が県内に接近した。人が歩く程度の遅い速度が特徴で、東讃の山沿いを中心に大雨が長時間続き、記録的な雨量を観測。各地で土砂崩れや浸水被害が発生し、12号では3人が犠牲になった。
台風12号の接近による大雨で、側溝などからあふれた水で冠水した道路=丸亀市津森町
香川県が「うどん県」に改名したとのコンセプトで、副知事にふんした要潤さんら県出身の俳優、タレントが出演する県のPR映像がネットを中心に話題を呼び、県のサイトが一時つながりにくくなるほどアクセスが殺到した。
「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトをPRする浜田知事ら(左)=東京都内
盆栽と水石の国際大会「アジア太平洋盆栽水石高松大会」が11月18〜21日に高松市で開催された。参加登録者は28の国と地域から約1千人を数え、会場は4日間で約7万6千人の人出でにぎわった。
大勢の来場者でにぎわうASPACの会場=高松市サンポート大勢の来場者でにぎわうASPACの会場=高松市サンポート